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悪魔の手毬唄 [東宝DVDシネマファンクラブ]

4.5 5つ星のうち4.5 485個の評価

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コントリビュータ 市川 崑, 仁科明子, 岸 恵子, 辰巳柳太郎, 若山富三郎, 石坂浩二, 加藤 武, 北 公次, 草笛光子
言語 日本語
稼働時間 2 時間 23 分

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商品の説明

東宝DVDシネマファンクラブ キャンペーン第一弾

第一弾は、黒澤明監督作品、戦争映画、金田一耕助シリーズ、特撮シリーズ、若大将シリーズから計42作品をリリース! !
恨みが積って二十年。青い沼に悪魔の数え唄が流れて、美しい死体がまたひとつ・・・

監督:市川 崑 原作:横溝正史 脚本:久里子亭 出演:石坂浩二/岸 恵子/仁科明子/北 公次/草笛光子/辰巳柳太郎/加藤 武/若山富三郎

カラー/143分/4:3スタンダード/音声:日本語モノラル/字幕:日本語/1977年

【映像特典】予告篇(スタンダード) 【静止画】作品資料(劇場パンフレットより)/スナップコレクション

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 25 x 2.2 x 18 cm; 120 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988104078315
  • 監督 ‏ : ‎ 市川 崑
  • メディア形式 ‏ : ‎
  • 時間 ‏ : ‎ 2 時間 23 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/8/2
  • 出演 ‏ : ‎ 石坂浩二, 岸 恵子, 仁科明子, 北 公次, 草笛光子
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 販売元 ‏ : ‎ 東宝
  • ASIN ‏ : ‎ B00CSMUJOA
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 485個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
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原作ファンも、映画ファンも満足させる金田一映画の最高傑作。
5 星
原作ファンも、映画ファンも満足させる金田一映画の最高傑作。
 横溝正史と言うと、私の中ではアガサ・クリスティと並んで、稀代のストーリー・テラーとの認識が強い。今原作も、岡山県の奥境の鬼首村という伝奇的でおどろおどろしい架空の村を舞台に、恐ろしい偶然と忌まわしい血縁関係の中、村に伝習されている手毬唄に合わせて、「そして誰もいなくなった」よろしく連続殺人が起こるというケレン味たっぷりなゾクゾクする展開で、「八ッ墓村」や「獄門島」と共に氏のベストと言って良いが、映画の方も、76年に、角川春樹が、“読んでから観るか、観てから読むか”をキャッチ・フレーズに、「犬神家の一族」で一大旋風を巻き起こして以降、数多く作られた金田一耕助映画中最高傑作である事は、衆目の一致とする処。熱烈なミステリー・ファンであり、当代きってのスタイリッシュなモダニストである市川昆が手掛けることにより、陰々滅滅でどろどろとした原作世界が、その良さを生かしつつ、適度に抑制され、フラッシュ・バックやズームアップ、テンポ良い編集に畳み掛けるカット・バックで、いつもながらのリズミカルに映像処理されるその演出マジックに加え、他のレビュアーの方たちがこぞって指摘するように、まるで原作から抜け出てきたかのような磯川警部役の若山富三郎の語り継がれる名演と共に、昭和初期の寒村のゆらさびれた風情の中、しんしんと描かれる彼の“悲恋”の顛末が、今作を一層情感深いものにしたと思う。公開時、映画ファンがこぞって指摘したラストの駅での金田一からの問いに答えぬ磯川の気持ちを、まるで代弁をしたかのような“そうじゃ”の駅名のアップは、全くの偶然の産物らしいが、そんな遊び心がいかにも行われているかのような気分にさせられる、正に、映画ファンにとっても、ミステリー・ファンにとっても“幸福”を感じさせる傑作だ。
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上位レビュー、対象国: 日本

2024年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前に何度かテレビで、見た事が、ありまた、見たくなり購入させて頂きました
金田一耕助の作品は、あと2本ほど持っていますが、この作品も結構すきです
2023年12月20日に日本でレビュー済み
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岸恵子さんの美しさと演技が際立つ名作です。
2023年8月20日に日本でレビュー済み
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昔重大事件の頃今は無き京一会館で見た映画です。残念ながら途中で犯人捕まえる分かってしまいました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年10月4日に日本でレビュー済み
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市川崑監督の横溝正史作品は良いです!
多少原作の設定が変更されていたりしますが言われないと解らないくらい自然に作られています。独特のカット割りなど見所満載です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年6月15日に日本でレビュー済み
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最初から最後まで昭和のニオイに満たされまくりました、半端ないです。
石坂さん若すぎ、素敵です。
また見たくなる作品でした。
2023年12月20日に日本でレビュー済み
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石坂浩二さんの金田一さんが凄く面白くて何回も観たし最後泣いてしまった。
2023年6月17日に日本でレビュー済み
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横溝正史は大ハマりした世代なので前にも観ていますが何しろ岸惠子さんが美しい。日本の女優さんで一番好き。
映画としてもなかなか重厚感があったと思います。
私が覚えていた手毬唄とメロディが少し違っていたので違和感ありました。映画とかテレビとかで違うんでしょうね。私的には手毬唄が大事なので。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年4月3日に日本でレビュー済み
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この映画には別の、二つの作品の映像が挟み込まれています。大河内伝次郎扮する丹下左膳の無声映画とゲイリー・クーパーとマレーネ・ディートリッヒの会話するトーキーの「モロッコ」です。この二つの映画の間には断絶が有り、岸恵子はそれが決定的になったのは「スーパーインポーズって言いますの」と言いていますが、やはり声を聴くことが出来る事が事態を変化させたと、この映画自体が語っているように感じるのです。それは、ここに登場する俳優たちの声の魅力、存在感に有ります。石坂浩二は言うまでも無く、若山富三郎や加藤武、大滝秀治や中村伸郎などの男優だけでなく、岸恵子や草笛光子、白石佳代子などの声の組み合わせの豊かさ。発声やイントネーションの多彩さを感じるのです。この映画が情感を伝えるものとして機能する要素はそこに負うものが大きいと。その中で北公次だけが拙さを感じさせます。ですが北公次はこの映画のキー・パーソンなのです。
母親の愛情が動機になるとはいささか単純化された見方で、岸恵子が夫を忘れられないと告白するように、男女間の愛情は断絶された後別の形へ移行するのです。私には岸恵子は北公次に夫を投影していたのだと感じるのです。そこには単に近親婚の回避問題よりも、北が死んだ夫の行動を再現するイメージ、北の父親の再現性を回避しなくてはならないと言う強い動機を発生させる愛情が有ったのではと解釈できると感じます。これは、母親が息子を庇護し、(異母の)娘を犠牲にする選択性が有ったと。
一方北は父親の女性を引き付ける要素を受け継ぎ、二人の女性の愛情の対象となります。彼は空回りを続け、復讐はおろか、周囲の女性をすべて失い、父親の罰を代理に受けるのです。結末は彼の声、叫びであり、ちょっとかん高すぎる声はロッチの中岡くんを連想してしまうのですが、そこで父親とは断絶が起きるのです。この映画ではこの父親が無声映画の様に語らず、顔を不明瞭なのは、動機と言う心理的な物より関係性や事態の変化が生み出す痛みにフォーカスが合っているからではないかと。
無声映画の弁士になる事、映画がトーキーに移行し、スーパーインポーズが取り入れられ失業する事は、モダンなものを指向した男がいつの間にか周回遅れになると言う事態です。そんな男が故郷で詐欺を行い、女性やその子供の未来にフラグを立ててしまうのです。北公次は村を出ないと言う考えを口にしますが未来はそれを裏切る事になります。
「犬神家の一族」では死体は男性で、この映画では女性の死体を装飾的に扱っています。これは画面の造形にモダニズムを感じさせます。全体的な画面の印象は、寒色系と言うか、茶色や灰色、黒光りした柱や土壁、冬枯れの森や沼の湖面の暗さなどと対照に、着物姿の若い女性が死体として配置され、さらに短いカットで挟み込まれる手毬や少女の鮮やかな色調が印象に残るよう配慮されています。あと〈総社〉とか〈神戸〉とかのテロップの使い方もグラフィカルな配置で印象的です。
音楽を担当する村井邦彦は荒井由実や赤い鳥と言ったミュージシャンと関係が有り、画面全体のドメスティックな暗さに対しヨーロッパ的なBGMを配置しています。こうした当時のモダンな美意識も現在は過去のものと成ってはいます。ですがそれはこの映画では既知の事態であり、そこに痛みを見出す感受性と、謎を解く快楽の通俗性を引き出すような装置は起動してはいると感じるのです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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